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2017年10月17日火曜日

Debian stretch その 5 環境整備編④



Debian GNU/Linux を更新したのでメモ。

ターゲットPCは GA-MA78GPM-DS2H + AMD Athlon X2 5050e。
今回はハードウェア回りを整えていきます。

現在、ビデオドライバやセンサー関係が正しく動作できていないので、これをどうにかします。
How to install AMDGPU drivers on Debian 9 Stretch Linux - LinuxConfig.org」を参考にさせてもらいました。

正しくハードウェアを認識できる様にファームウェアに関するパッケージをインストールします。
この firmware-linux パッケージには LLVM 等が必要みたいなんですが、バージョン 3.9 以上が必要な様です。 現在の llvm パッケージ、および clang パッケージのデフォルトパッケージは、バージョン 3.8 になっているので注意が必要かもしれません。
# aptitude install firmware-linux llvm-3.9 clang-3.9

インストール終了後、再起動。
無事ソフトウェアレンダリングモードから脱し、ハードウェアアクセラレーションが効いた状態のログイン画面が表示されました。

次にセンサー関係です。
lm sensors not returning CPU temp (it87) - Ask Ubuntu」を参考にさせてもらいました。
it87 カーネルモジュールを使う為には、GRUB にも設定が必要みたいです。
マンドクセ('A`)。

/etc/default/grub を編集します。
# vi /etc/default/grub

GRUB_CMDLINE_LINUX オプションに acpi_enforce_resources=lax を追加。
# If you change this file, run 'update-grub' afterwards to update
# /boot/grub/grub.cfg.
# For full documentation of the options in this file, see:
#   info -f grub -n 'Simple configuration'

GRUB_DEFAULT=0
GRUB_TIMEOUT=5
GRUB_DISTRIBUTOR=`lsb_release -i -s 2> /dev/null || echo Debian`
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet"
GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi_enforce_resources=lax"
(省略)

GRUB の設定なので、当然再起動しないと有効になりません。
ハードウェア周りの設定は再起動が多くて、マンドクセ('A`)。

これでいよいよセンサーが使える様になりました。
センサー関係のパッケージは lm-sensors なんですが、パッケージ情報を見たところ、自動でインストール済みでした。
# aptitude show lm-sensors

次にセンサーの検出を行います。
基本的に全てデフォルト回答で OK の筈。
最後の「/etc/modules に追加するか?」って質問にだけ yes と答えると、カーネルモジュールが自動的に読み込まれる様になります。
# sensors-detect 
# sensors-detect revision 6284 (2015-05-31 14:00:33 +0200)
# System: Gigabyte Technology Co., Ltd. GA-MA78GPM-DS2H
# Kernel: 4.9.0-4-686-pae i686
# Processor: AMD Athlon(tm) Dual Core Processor 5050e (15/107/2)

This program will help you determine which kernel modules you need
to load to use lm_sensors most effectively. It is generally safe
and recommended to accept the default answers to all questions,
unless you know what you`re doing.

Some south bridges, CPUs or memory controllers contain embedded sensors.
Do you want to scan for them? This is totally safe. (YES/no): 

(省略)

To load everything that is needed, add this to /etc/modules:
#----cut here----
# Chip drivers
it87
#----cut here----
If you have some drivers built into your kernel, the list above will
contain too many modules. Skip the appropriate ones!

Do you want to add these lines automatically to /etc/modules? (yes/NO)yes
Successful!

Monitoring programs won`t work until the needed modules are
loaded. You may want to run '/etc/init.d/kmod start'
to load them.

Unloading i2c-dev... OK
Unloading cpuid... OK

センサーの状態を確認してみます。
# sensors
it8718-isa-0228
Adapter: ISA adapter
in0:          +0.90 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)
in1:          +1.84 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)
in2:          +3.33 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)
+5V:          +3.01 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)
in4:          +3.01 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)
in5:          +4.08 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)  ALARM
in6:          +4.08 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)  ALARM
in7:          +0.02 V  (min =  +0.00 V, max =  +4.08 V)
Vbat:         +2.78 V  
fan1:         981 RPM  (min =    0 RPM)
fan2:           0 RPM  (min =    0 RPM)
fan3:           0 RPM  (min =    0 RPM)
temp1:        +35.0°C  (low  = +127.0°C, high = +127.0°C)  sensor = thermistor
temp2:        +22.0°C  (low  = +127.0°C, high = +127.0°C)  sensor = thermal diode
temp3:        +30.0°C  (low  = +127.0°C, high = +127.0°C)  sensor = thermistor
cpu0_vid:    +1.100 V
intrusion0:  ALARM

k8temp-pci-00c3
Adapter: PCI adapter
Core0 Temp:   +15.0°C  
Core0 Temp:   +13.0°C  
Core1 Temp:   +23.0°C  
Core1 Temp:    +8.0°C  

OK みたいですね。
後はアプレットを追加するなりすれば、ハードウェアの状態を観察する事が出来ます。

Debian stretch その 4 環境整備編③



Debian GNU/Linux を更新したのでメモ。

ターゲットPCは GA-MA78GPM-DS2H + AMD Athlon X2 5050e。
今回は日本語環境を整えていきます。

日本語を選択してインストールしているので、デスクトップ環境 Cinnamon 自体は日本語化されているんですが、 何故か日本語入力環境が入っていないのと、Firefox も日本語じゃなくて英語っていうね…。

Firefox の日本語化は「言語パックで Firefox のインターフェースを他の言語にする」から日本語言語パックをインストールすれば OK。

次に日本語入力環境を整えます。
とりあえず iBus + Mozc を入れてみる。
# aptitude install ibus-mozc

ログインし直せば使える様な気がしたんだけど、再起動しても使える様にならない…。
いろいろ調べてみると、手動で入力メソッドが選択出来る様なので試してみる。
「メニュー」->「設定」->「入力メソッド」を開く。


現在の設定が表示される。
ibus になってるんだけどなぁ…。


明示的にユーザ設定を選択します。


ibus を選択します。


設定に問題がなければ OK をクリック。


これでログオンし直したら、問題無く日本語入力が出来る様になりました。
たまたま自分の環境だけで発生した問題っぽいなぁ…。
Cinnamon が Ubuntu ベースの Linux Mint 生まれだからか、パッケージの間に少し齟齬が有って(仮定)、その小さな谷間にたまたまハマってしまった(仮定)のかも?

2017年10月15日日曜日

Debian stretch その 3 環境整備編②



Debian GNU/Linux を更新したのでメモ。

ターゲットPCは GA-MA78GPM-DS2H + AMD Athlon X2 5050e。
今回はネットワーク周りの環境を整えていきます。
インストール直後は DHCP になっているので、IP アドレスを固定します。

最初は /etc/network/interfaces にネットワークの設定を書く、という伝統的な手法を使おうとした。
が、どうも名前解決周りがゴチャゴチャしいて気持ちが悪い…。
というか、そもそもネットワーク周りのコマンドやパッケージが多すぎて、「充実している」と言うよりは、「混乱している」と言った方が良い気がする。
簡単に列挙するだけでも ifconfig(net-tools)、ip(iproute2)、nmcli(NetworkManager)、デフォルトでこんなにインストールされる。

人により、または環境により使い易い方法が有るんだろうが、設定方法が混乱するだけでなく、ネット上の設定に関する情報までも混乱している気がする。
今回はかなり苦労させられた…。
何が正解かは未だに解らない…。
が、いよいよ NetworkManager と真面目に向かうべき時が来たか、という考えに至った。
という訳で NetworkManager を使ってネットワークの設定を行ってみる。

ネットワークデバイスの状態を確認。
# nmcli device status
デバイス  タイプ    状態      接続 
enp2s0    ethernet  管理無し  --   
lo        loopback  管理無し  --   
NetworkManager によるネットワークデバイスの管理を有効化する為 NetworkManager.conf を編集する。
# vi /etc/NetworkManager/NetworkManager.conf
ifupdown セクションの managed を true に変更。
[main]
plugins=ifupdown,keyfile

[ifupdown]
managed=true
NetworkManager サービスを再起動する。
# systemctl restart NetworkManager.service 
ネットワークデバイスの状態を確認。
# nmcli device
デバイス  タイプ    状態      接続
enp2s0    ethernet  接続済み  有線接続 1
lo        loopback  管理無し  --
IP アドレス等を設定していく。
# nmcli connection add type ethernet ifname enp2s0 con-name wired
接続 'wired' (UUID) が正常に追加されました。
# nmcli connection modify wired ipv4.method manual
# nmcli connection modify wired ipv4.addresses "192.168.xxx.xxx/24"
# nmcli connection modify wired ipv4.gateway "192.168.xxx.xxx"
# nmcli connection modify wired ipv4.dns "192.168.xxx.xxx 8.8.8.8"
# nmcli connection show wired
connection.id:                          wired
(省略)
connection.interface-name:              enp2s0
connection.type:                        802-3-ethernet
(省略)
ipv4.method:                            manual
ipv4.dns:                               192.168.xxx.xxx,8.8.8.8
ipv4.dns-search:
ipv4.dns-options:                       (デフォルト)
ipv4.dns-priority:                      0
ipv4.addresses:                         192.168.xxx.xxx/24
ipv4.gateway:                           192.168.xxx.xxx
(省略)
# nmcli connection up wired
接続が正常にアクティベートされました (省略)
簡単に解説。
ネットワークデバイスを指定して接続設定を追加、接続名を付ける。
# nmcli connection add type ethernet ifname enp2s0(デバイス名) con-name wired(接続名)
マニュアル設定を指定。
# nmcli connection modify wired(接続名) ipv4.method manual
IP アドレスを指定。
# nmcli connection modify wired(接続名) ipv4.addresses "192.168.xxx.xxx/24"(IP アドレス)
デフォルトゲートウェイを指定。
# nmcli connection modify wired(接続名) ipv4.gateway "192.168.xxx.xxx"(ゲートウェイアドレス)
DNS サーバーを指定。
# nmcli connection modify wired(接続名) ipv4.dns "192.168.xxx.xxx 8.8.8.8"(DNS サーバー)
接続設定の確認。
# nmcli connection show wired(接続名)
接続開始。
# nmcli connection up wired
接続が上手くいけば ifconfig や ip でも接続設定の確認はできます。
# ifconfig
(省略)
#ip a
(省略)

取り合えずはこんな所かなぁ…。
この後インストールや設定するパッケージでトラブルが出たら、その都度修正していく感じで。
何も問題が出ないといいなぁ…。

2017年10月14日土曜日

Debian stretch その 2 環境整備編①



Debian GNU/Linux を更新したのでメモ。

ターゲットPCは GA-MA78GPM-DS2H + AMD Athlon X2 5050e。
前回はインストールしただけなので、環境を整えていきます。

とりあえず素の apt コマンドだけでは不便なので aptitude コマンドをインストール。
# apt-get install aptitude
素の APT ラインは main のみなので、厳密な意味でのフリーソフトウェアしかインストールできない。
なので sources.list を編集し、非フリーソフトウェアも使える様にする。
# vi /etc/apt/sources.list
各 APT ラインへ contrib と non-free を追加する。
# deb cdrom:[Debian GNU/Linux 9.1.0 _Stretch_ - Official i386 NETINST 20170722-12:43]/ stretc
h main

#deb cdrom:[Debian GNU/Linux 9.1.0 _Stretch_ - Official i386 NETINST 20170722-12:43]/ stretch
 main

deb http://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian/ stretch main main contrib non-free
deb-src http://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian/ stretch main contrib non-free

deb http://security.debian.org/debian-security stretch/updates main contrib non-free
deb-src http://security.debian.org/debian-security stretch/updates main contrib non-free

# stretch-updates, previously known as 'volatile'
deb http://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian/ stretch-updates main contrib non-free
deb-src http://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian/ stretch-updates main contrib non-free
パッケージ情報を更新。
# aptitude update
システムを最新版へ更新。
# aptitude upgrade

システムが更新された場合は、再起動しといた方が良いですね。
まずはこんな所かなぁ。
次はネットワーク周りだな。

Debian stretch その 1 インストール編



Debian GNU/Linux を更新したのでメモ。

ターゲットPCは GA-MA78GPM-DS2H + AMD Athlon X2 5050e。
今までは wheezy を使っていたのを、クリーンインストールで stretch に更新します。
  1. Debian JP Project からリンクを辿って行き、PC/サーバー用 netinstイメージ 32 bit(i386) をダウンロードし、CD に焼く。
  2. PC に CD をセットして起動、インストールを開始する。
  3. 最初のメニューでグラフィカルインストールを選択。
    しばし待たされ、嫌な予感を感じる。
    が、無事インストール開始。
  4. 言語は日本語、インストール対象は「Cinnamon」(デスクトップ環境)と、「標準システムユーティリティ」のみ。
    ダウンロードとインストールが始まるのでしばらく待つ。
  5. インストールが完了すると CD が排出され、再起動するかと聞かれるので CD を回収し再起動。
  6. 再起動すると GRUB のメニューが表示され、デフォルトで先ほどインストールしたシステムが起動される。
  7. ログインダイアログが表示されるので、インストール時に作成した一般ユーザでログイン。
  8. 無事 Cinnamon のデスクトップが表示されたかと思ったら、ディスプレイドライバが上手く合わずにソフトウェアレンダリングモードで表示されてしまった…。
ハードウェアレンダリングが効かない、という問題は出てしまったが、インストール自体はずいぶん簡単になったもんだ。

次回、環境整備編へと続きます。

2017年9月28日木曜日

Mac のソフトウェア・アップデートもしばらくサボっていたので、大量のアップデートを行う羽目になった…。 OS X El Capitan も少しだけバージョンアップしてるし…。

巷では High Sierra が話題みたいだけど「何それ美味しいの?」状態。 そもそも、私の Mac mini は Early 2009 なので Sierra にさえ対応してない件…。

というか「OS X」じゃなくて「macOS」って言うんですってよ、奥さん!
アプリ開発の開始時にこのブログを開設した訳だが…。
まあ、色々あって開発もブログの更新も止まっていた訳だが…。
でも、なんかまたムラムラして来た訳だが…。

と言う事で、言い訳三行書いて再開します!

ただしブログの内容については、何でも有りの方向で!